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ケーニヒスベルク級
基準排水量6,650t、15cm三連装砲×3基、8.8cm高角砲×2基、37mm連装機銃×4基、20mm機銃×8基、53.3cm三連装魚雷発射管×4基
出力65,000hp、速力32ノット
1925年計画により建造開始。1926年計画で更に2隻の建造が認められ3隻が竣工。
基本的な設計はエムデンに準じているが、武装の配置や機関の変更があり、比較的識別しやすくなっている。
エムデンが15cm単装砲を装備したのに対してケーニヒスベルク級は15cm3連装砲を装備した。
前部に1基、後部に2基を配した。後部主砲の砲塔が左右にずらされているのは射角を広くとるため。
通商破壊を目的として計画されたため、巡航時における燃料消費を減らすために蒸気タービンとディーゼル機関を用いる混合動力方式が採用された。
艦名は都市の名から。
一番艦:ケーニヒスベルク
1940年4月のノルウェー攻略の際、沿岸砲台からの攻撃を受け大破。翌日に英空軍の急降下爆撃を受け沈没した。
二番艦:カルルスルーエ
一番鑑と同じく1940年4月のノルウェー攻略で英潜水艦「トルーアント」の魚雷を受け大破。三時間の死闘を演じた後、自軍の水雷艇の魚雷により処分された。
三番艦:ケルン
戦闘で度々損傷を受けたものの沈没には至らなかった。1945年3月、ヴィルヘルムスハーフェンへの爆撃により着底し敗戦を迎えた。
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