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41型艦隊水雷艇(T37級)
基準排水量1514t、10.5cm単装砲×4門、37mm連装機銃×6門、20mm連装機銃×8門、55.0cm三連装魚雷発射管×6門、機雷×30発
主機関ワグナー缶×4基、ギアードタービン×2軸、出力40,000hp、速力34ノット
前級(39型艦隊水雷艇-T22級)の速力が期待外れであったことから、速力増大版として設計改正されて建造された後続艦。
兵装は前級と同じ。ただ、艦橋前面に37mm単装機銃×1基が増備されていた。
発注実施は、T43~47が1942年11月25日で、T48~51が1944年1月11日。
1945年にエルビングがソ連によって陥落したことで一切の建造作業が打ち止となった。T43までの艇は進水済みであった。
・T37
シッヒャウ社。
終戦時には工程が97%で、ほとんど完成状態にあったが接収され、米海軍の手によって1946年に海没処分されている。
・T38
シッヒャウ社。
工程84%で接収された。英海軍の手で曳き出され、1946年5月10日に海没処分された。
・T39
シッヒャウ社。
工程76%で接収された。「T38」同様英海軍の手で曳き出され、1946年5月10日に海没処分された。
・T40
シッヒャウ社。
キールへ曳航中にブローゼンで擱座。1945年5月に自沈。
・T41~51
シッヒャウ社。
未成のまま、戦後に解体された。
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