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葬り難きは愛故に

自称恋人の主張に因れば

詐欺だ…!(良い意味で)

一手遅れてチェックメイト

僕の毛根はそんなに強くない

全速力で駆けていく時間

愛しい名前によく似ていた

エスコートしますのでランデヴーしましょう 

あの子が優しくない

要らないもの

  

捨て切れない感情 

割り切れない心情

逆様な青空

慟哭する海原

さかしまな聖戦

いかさまな革命

下へ上がります

上へ下がります

黒馬の王子様

勇ましき姫君

  

星空の夜明け

そうして切り捨てていけばいい

あなたの為に

泡のような幸福でした

泡になって消えた眠り姫

捨てるくらいなら壊してほしい

さぁ、ここに突き立てればいいの

それなら貴方は私を殺してくれるの?

大型犬と小猫の交流

弾劾される権化

 

勘違いの御伽噺

臆病な死にたがり

消えない消えたがり

虚の淵からこんにちわ

漸次腐敗予定死体

即時埋葬予定生体

さよなら現世

面白可笑しく見苦しく

桜桃、応答を願います。

黄桃、王道を進みます。

 

パターンX

蹴り飛ばされた平穏

気取ってみたいお年頃

つくらなかった居場所

見上げた空が揺れていた

「唯一」を失った時の心情

ソノ瞬間、忘ルベカラズ

口移す毒薬

裏返った思惑

コインランドリィの幸せな一時

  

サイケデリック・ファンタジィ

コドクの中で

手を繋ぎましょう。そうすれば逸れない。

反抗期真っ盛りの大人

死んじまったのかい

柘榴の涙

君は口付ける

寂寞輪舞の夜に 

切り捨てるひと

切り捨てたもの

 

want to...

食べるのですか?

狼は食べられてしまいましたとさ。

否定された僕らの幸せ

苺の眼球が放さない

つべこべ言わずにあべこべごっこ

小さな世界の創造主

紳士的に考えて 

望まぬものばかり与えられる 

吾輩の名は未だ無く 

 

縁取られた慟哭

嘘の懺悔

神様じゃなくてアンタに誓って

生きていなければ死ねない

メリー's バッドエンド

甘い傷

言葉を喰み喰み

文字を喰む喰む

伝わる言葉、届かない想い

辞世の句は用意出来たかい

 

もう沈むのは嫌だ

墜ちるのはもう沢山だ

君は微笑う

聴衆の嘲笑は毒だ

こんな嘘など、如何でしょう

近付き過ぎたから壊れちまったのさ

息苦しい時間帯

心苦しい風景画

甘噛みする鋭い牙

撫でるその手のかなしさ

 

一昔前の流行

もっと一緒に居たかった

褒めて誉めて!

受け継がれたもの

もしも生まれ変われるなら

またこの手を繋げるだろうか 

目に浮かんだ情景

思い描いた風景

これが望んだ光景

幾度間違えるのか

 

こじれたアイの行方

あなたとアナタでさぁ終章

機械仕掛けの初恋

発条仕掛けの子守唄

平面の中の立体

アナタ用のスカルペル

コントラバスの悲鳴

快楽の迷子

負け犬の嘲笑

揺らめいた恍惚の影

 

こぼれおちてこわれた

壊れて微笑うお人形

失くして亡くして無くした

夢見鳥は混濁の朝を視る

春告げ鳥の囀り

タイヒするタイショウ

月の綺麗な晩でした

重ね重ねた色の数

或る終わり方

乞うて退廃

 

荊の気高さに触れた罪の指

噎せ返る罰の接吻

その花の色はあの宝石の色によく似ていた

結んで開いた掌

玲瓏たる幸福

そんなこと言えるわけがない

会いたい、なんて

殺して死なせて

錆びつきたい歯車

二度と目覚めなければいいのに

 

言いたいことが山程

誘う微笑

君には敵わないよ

やめて頂戴 

覚悟なさいませ

誰かこいつらを病院に連れて行け

吠えろ帰結

調子の外れた鼻唄を唄って 

チェスをしましょう

枯渇した心の泉

 

さよならを数えて、それから

ローレライの歓声

泣き虫独裁者

この目は何時閉じれば良い?

その唇は何で塞げば良い?

あの声は何処まで行けば聞こえなくなる?

どの手をどうやってとれば良い?

紳士的略奪行為

美しい花は早く散る

ヘテロクロミアの犬

 

深緋の空

紺青の地

プラスチック製のハート

僕らの信じた道は何時でも間違っている

血塗れ白鳥の優雅な最期

言葉一つで君は僕を忘れる

きっとこれからも増えるでしょう

風花は青空に溶け消える

去りて嘆くは家無き鳥

藍の波間に漕ぐ頼り無さ

 

取り残された栄華

刈り取られた綺麗なものは

失望などしておりませんとも!

姦しい雌鶏の舌など切り落としてしまえ

耳障りな肌触り

欲しいのならどちらも手に入れればいい

凛と泣く鈴誰そ彼に

噛み絞めた宇宙

征服者の嘆願

指折り待った最期の瞬間

 

或いはひとひらの

零れたひとかけの

後味の悪いハッピーエンド

結論からすると、

傾いたアルコールランプ

カントの見た夢

デカルトへの贖罪

シェイクスピアがわらったはなし

シャルンホルストの日誌

グナイゼナウの日記

 

リュッツォウの目録

カールとローザの演説日和

ソクラテスの遺文

クレオパトラの微小

アリストテレスの誤算

土地を失った王の避暑地

狂った王の優雅な一日

端麗な王のブロマイド

始まりは言葉遊び

終わりはごっこ遊び

 

貴方と私のために笑って頂戴

ごまかしきれない機微

もっと見ていたかった夢

お父様自慢

呼ばれたのは、昔の名前

堂々たる敗北

無意味な世界が色付くとしたら

次に君に会ったら伝えて欲しい

散る花の匂いを忘れた

夢の通い路は迷いの路

 

薔薇色のタンゴ

竜胆色のロンド

蜂蜜色のカノン

闇色のラプソディア

無色のシンフォニア

日暮れの水面 

ころりとくるりと廻る廻る 

さよならを数えましょう 

枯渇した心を満たすものは

今生最後の瞬間

 

はじまりのターミナル

クレイジーファンキーヤンキー

素晴らしきロストテクノロジィ

最後に笑った者勝ち

姉妹の関係

馬鹿者は笑った

嗤う愚か者

哲学する怪物

綺麗な紛い物

主導権争奪戦

 

多言語で囁く愛の言葉

世界が廻り出す合図

反語で返答

心地いい間隙

抜け道を通って

混濁した純潔

最新式アナクロニズム

焼け付く甘さ

独り楽しく踊るコマ

その子はいつも笑っていた

 

コウコクする月

君が殺した僕の噺

踵を鳴らして進んだ先

葛藤する単一

相反する同一

破壊の息吹

あれがそれであるための名前

支配された幸福

月にも届く君の声

綺麗な世界だけを見せたかった

 

もっと歌っていておくれよ

残響する挽歌

無彩色の迷彩

そんな誘い方ってアリなの?

それは彼女にだけ与えられた殺し文句

なんて胡散臭言い回し

使い古された言の葉

けれど愛される陳腐な羅列

今ここで過去を見るとしたら

私の知らない昔の君

 

宙に溺れた酒の噺

忠誠の最期

信じられなかったのはどちら

息絶えてゆく愛し子

守るために殺めたものは罪を持つか

無垢なまま血に塗れていく

最期の最後まで誇り高く

美しすぎる死神

威風堂々の終幕

君が私を罪と呼ぶ時

 

僕が君の罰になろう

堕ちた世界の中心は黄金

貴方にこの名前を呼んでほしい

筋書き通りの奇跡

手向けの花一輪

さぁ、傑作に拍手を!

キミに私を預けよう

恋愛感情の無い交際相手

言葉の雨が降る

頼むからどうかこの手を握らないで

 

君が僕を愛しているようには見えないな

ありふれた暇潰し

あなたのうたがきこえた

なんで俺の声はアンタに届かない

のたうちまわる苦渋

孤独を有する喧騒

棺に添えた祝詞

敬うべき愚者

聖者の凱旋行進曲

散った花弁を拾い集めて

 

君に至るまでの道程

世界を愛した魔王さま

悪意100%の注意書き

目眩がするほど鮮やかな

操り人形の快活な一日

アンデルセンの幸福

正しく過った道でした

やり直そうとは、考えなかった

全部受け入れなきゃ

そうでなければならないと思っていた

 

羽毛のような軽さ

貴方と俺じゃ釣り合わない

鴛鴦の仮面を被った夫婦

スマートに行こうぜ

あるべきかたちへかえる

ヒーローは慟哭する

「もう少しだけ」

爆ぜた心

誰よりも、と願った

勇敢な仔犬

 

君は僕に何か期待でもしていたのかい 

私に何か期待すること自体間違いじゃないか?

天邪鬼だから、仕方ないね

あんたの未来をつくるために俺は今日を生きるよ

大海に馳せた夢

よろこばしい訃報

困った吉報

逆接で繋がらない

順接で続かない

解けた二重螺旋

 

気にくわない項目は書きかえて

むつかしいな……!

お前が言ったところで可愛いわけが……あったか

さすが俺!

いい歳して何してんの

言葉の海に溺れて

文章の海に漂って

耳の中素通りしていったよ

君はそうやって私を騙すんだ

想ってのことだとしても

 

金切り声で叫ばれた

子は親の温もりを求めて手を伸ばす

人間失格以前の問題

ヒトじゃないからね

詩的な言い回し

過ちを肯定する

うたう言葉

誇りを抱いて終章へ

思い通りになどさせるものか

その声を私に頂戴

 

無かったことに、無かったことに――

かくしておきたい

真っ逆様に浮かんだ身体

この鋼鉄の塊に魂が宿るとしたら

21gの重み

箱の中身に耳を澄まして

あの日の結末

君が言いかけた言葉の先は知り得ない

失礼だなんて失礼な!

ドッペルゲンガーの幸せを願う

 

誇り高き後姿

君と僕は違うよ

たとえば今ボクが死ぬとしよう

おんなじ名前

私の名を呼ぶ君の声が好きだ

誰を呼んでる?

散りぬる花の色ぬるは

死に急いでいるように見えた

僕とあんたのこれから

良い人だからなぁ

 

あの煙草の臭いはあの人の匂い

独占欲の色

幸せな絵本

あんたの未来、僕が預かった

噛み合わない題名

きょうもせかいはきょうきにあふれてる

ストイックな快楽主義者

泣きそうになるからそういうことはやめてくれ

悪魔も顔色なくして裸足で逃げ出す程度の

救世主は救われない

 

神様を嗤い飛ばして

冗談だ、とか――冗談じゃない

例えば伝説なんて称号を貰ってみたりして

あんたの言葉を見るのが好きだ、なんて――

何度殺せば気が済むのだ

最期の逢瀬は何処で

二人だけの尊敬と愛情は幸福を生み得るか

断罪せよ、祝いの言葉

こ、ころされる……!

蜜月旅行は煉獄へ

 

こんな辺鄙な辺獄へ観光ですか?

そんな乞われたって困る

赤い月の子守唄

平和の中じゃ生きられない

小さな羽音が聞こえた

ダメな大人の見本市

それはまるで重力のように

重力に従う林檎のように容易く落ちた

泣くつもりなんてなかったのに

あぁ、こんなもの、どこかへいってしまえ

 

ただ君が幸せならばそれでいいと

願っただけ、ただそれだけなのに

踊る胸を押さえつけた

白昼夢に手を伸ばす

分かれた明暗を混じらせたかった

いつもとは逆の方で弓を引いてみる

せめてまた会えると言ってくれ

激情に任せた旋律

アンダンテの口笛

エロイカの涙

 

やーい、お前の顔面バスマットー

いちいち人の顔を足蹴にするなよ!

砕けたトルソの欠片

アンタは何時だってオレを置いていく

僕は君を忘れないのに、君は僕を忘れるんだ

我が家の愚弟は忠犬

ボクの愚兄は気紛れ猫

太陽の感慨

I want lie...

祝福せよ、罪の落し子

 

Break time!(時間をぶっ壊す!)(だってさ)

グッバイ ベイビィ ネンネしな

あぁ、昔々のお話さ

魔が刺した噺

「己の非力を呪うがいい」

私をなかったことにして

どうかキツく抱きしめて

そうしていて

残ったものは片手で足りる程度

指示語ばかりで成り立つ会話

 

知識は力で力は正義で

powerとmightの違い

I want! more!

欲しがり欲張り知りたがり

伸ばされた両手が怖かった

中の人が自由に遊んでいる

楽しいならそれでいいじゃないか

引き攣る笑顔の先

Oh! My G――!!

「欲しい」の訳し方

 

ツッコミどころがイッパイ!

不思議の国の切り裂きジャック

悪魔より質の悪い天使

沈黙だけが残された

切望して死んだ

高らかに愛を歌い上げる

酔と朱の今生

神に願えば

バースト・ビースト・ブースト!

投げ槍という後ろ向きな競技

 

静かな芸術

黒い智天使が言うことにゃ

学園にて王道展開再来

夢見る乙女の寝言

ここでだけは自由でいられた

マセガキには拳骨で十分だ!

イイ歳してメンドクせェヤツだな!

お巡りさん、アレですよアレ

残念って言葉がよく似合うね

あの子って何で成り立ってるの?

 

不安定不確定不定形

笑わせないでよ道化師さん

その手で奪え

祝福の銃弾

die of destiny

それはまるで夏に見た夢のようで

僕らが望んだもの

突撃! 隣の修羅場へと!

サロメは口付けた

完璧な生を見た

 

あの時オレたちは確かに居た

面白味も品性も感じられないジョークだなぁ

泣けば何か変わるとでも?

この夜は君のもの

Oh my sweet!

死ねと言いつつ世話を焼くヤツがあるか

アンタが魔法にかけたんだ

煽られる恐怖心

千年の因果を断つ瞬間

押し倒して、赤面

 

神の如き者の懺悔

あとどれだけ赦せばいいのだろう

悲劇と修正テープ

そうして僕は君を知る

天使に魂を売った男

悪魔に温もりを与えられた少女

逆巻け白波

呑み込め渦潮

だから手を離せと言ったのに

水底に眠るもの

 

パンドラの猫

シュレーディンガーの箱

血塗られた狂喜

狂気を享受する狂乱

「戦争は道楽じゃねぇんだぞ!」

君が僕を呼んだから

傍に居てあげたかったけれど

吐いた言葉は偽り

四、紫、死

これ以上の狂いようなど無いだろうに

 

愛だなんて吐きそうだ!

隣人は闇と絶望

そんな夢を見ただけ

散った花弁を踏みつけて

何故そんな風に笑うんだい

僕はあのままで良かったのに

ことばがたりない

駆け抜けて静寂

サヨナラの代わりに愛シテルを

針の穴と蛙

 

先に手を出したのはどちら

ごくありふれた動機

誰に振られた手なのだろうか

ボクらはあまりに若すぎた

幸せだったけれども

落ちた涙の色は黒

君の声だけ聞えない

いつだって怖い

カインとアベルの秘め事

悲しめたらいいのに

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